カップルで行くといい事あるかも!? ユーグレナモール周辺の道路に施した「八重山ミンサー」に込められた意味とは？

皆さんは「八重山ミンサー」を知っていますか？ 石垣島について調べたり訪れたことがある方なら、耳にしたことがあるかもしれません。ミンサー織りを使ったお土産、ミンサーリングなど、ミンサーモチーフは様々なものに使われています。そんな「八重山ミンサー」が、“女性から男性へ贈る愛の証”だということは知っていますか？

「八重山ミンサー」とは、木綿糸を使った竹富島発祥の織物のことです。名前の由来は、木綿の狭い帯「綿＝ミン、狭い帯＝サー」からきたと言われています。交互に配された五つと四つの絣（かすり）には、「いつ（五つ）の世（四つ）までも、末永く…。」という、通い婚時代の女性が愛する男性に対する一途で切ない想いが込められているんです。

また、五つと四つの絣の両脇にある“ムカデの足のような模様”は、「足繁くおいでください」という気持ちが表現されたものと伝えられています。

アーケード内をはじめ、ユーグレナモール周辺ではいろんな「八重山ミンサー」を発見することができます。

「八重山ミンサー」に込められた想いを知ると、昔の女性たちの愛する人への切ない気持ちが伝わってくるような気がしますね。今回紹介した場所は全てユーグレナモール周辺にあって歩いていけるので、石垣島旅行の際には、恋人や夫婦で訪れてみてはいかがでしょうか？